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「大川夏の彩展」でキャラクターマークをアピール
家具産地の4メーカーが出品

アメリカ広葉樹輸出協会


大川産業会館へ出展したAHECブース

アメリカ広葉樹輸出協会(AHEC)は、7月9日、10日に行われた「2008大川夏の彩展」へ出展し、節や色違いといったキャラクターマークを有効利用した北米広葉樹材を使った家具を家具産地メーカー4社の協力の下展示した。

今回、AHECブースへ参加したのは、広島・府中市の松井木工株式会社、福岡・朝倉市の株式会社サンコー、福岡・大川市の立野木材工芸株式会社、同じく大川市の有限会社野中木工所の4社で、表情豊かな無垢材の家具が多数展示された。

大川産業会館へ出展したAHECブース

「PRONTO/プロント」シリーズのカウチとベッドと、新作のヘッドボードにもなる衝立を展示したサンコーの池邊光男代表取締役は、アメリカ広葉樹を使った製品について「インテリアショップなどを中心に100社ほどと取引をしている。2003年ころからキャラクターマーク入りの広葉樹を使うようになった。ユーザーは、キャラクターマークをむしろ1点もののよそには無い商品として認識してくれている。節入りを使うことで歩留まりは20%程度良くなる。本物志向や環境への配慮ということを考えるとこうした傾向はこれからも続くだろう」と話す。

今回、初めて本格的にキャラクターマーク入りの広葉樹を使ったという松井木工の松井邦昭社長は、「大正15年の創業以来、府中で婚礼家具を作ってきた。現在は平行して別注やコントラクトに10年くらい取り組んでいる。今回は、思い切って節を見せるようなデザインを試みた。出来てみると、木の表情が豊かで味があり、思った以上にいい感じにできたと思う」と新商品に期待を込めた。

野中木工所は、昭和32年に創業した高級婚礼家具メーカー。平成7年頃からダイニング、リビングなどへラインナップを広げ、今では木質感豊かな「コモードハウス」などのシリーズを展開している。今回、新作としてナラ、サクラ、クルミ、ウォールナット、ブラックチェリー材などが選べるカップボード「クロス」を展示。スライドカウンター付き、サイズオーダーも可能で樹種と合わせて245種類のバリエーションを持つ。カップボード前面に節のあるウォールナットを使ったタイプは、重厚な深みのある色合いが目を引く。
 野中賢吾社長によれば「2年ほど前から、キャラクターマークを活用した家具作りを始めている。昔なら欠点とされた節を見せることで、最初はびっくりする顧客もあったが、今では個性として当たり前になってきている。こうしたバリエーションを豊かにすることで販路を拡張していきたい」と話していた。

立野木材工芸は、キャラクターマークの表情が最もよく表現できるのがテーブル天板ということで、自社ブースでも節目の強いオークやカーリーメープル、ウォールナット天板に散弾銃の跡が残った珍しいテーブルなどを展示した。営業次長の平井修氏によると「こうしたオンリーワンな商品に対する需要は強い。このウォールナットのテーブルも既に売約済みで、追加の問合せももらっている。特にいろいろ良い家具を見てきた人が、改めて無垢の木の豊かさや節や色味といった木が本来持っている表情というものに着目しているように感じる。キャラクターマークの床材などのフローリングとしても人気がでてきている」とのこと。既にキャラクターマークは、個性的なアピールポイントであることを強く印象づけていた。

ウォールナットの節を活かしたサンコーの「プロント」
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松井木工はテーブル、ソファ、TVボードなど5点を出品
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野中木工所の新作「クロス」
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立野木材工芸のダイニングテーブル
立野木材工芸のダイニングテーブル

(2008/07/25)

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